Lecture1

講師: 津村 浩二

演題: ヒッグスセクターはどこまで検証されたか?

概要: LHC の Run I によってヒッグスボソンが発見されたが、 ヒッグスボソンの性質はどこまで分かったのであろうか? 本講演では、LHC実験が与えた素粒子物理学に与えたインパクト と拡張されたヒッグスセクターの可能性について紹介したい。

Lecture2

講師: 杉本 茂樹

演題: ホログラフィックQCD(入門)

概要: 1990年代の後半に起こった弦理論の第二革命の最中にゲージ理論と弦理論がある場合に等価になるという驚くべき双対性が Maldacena によって発見され、人々に衝撃を与えました。 この双対性の適用範囲は非常に広く、今では素粒子論に限らず、原子核理論、宇宙論、物性理論など、他分野も巻き込んで大きく発展しています。特に低エネルギーでQCDと一致するあるゲージ理論と等価な弦理論の記述も見つかっており、荒い近似ながら低エネルギーでのハドロンの性質を弦理論を用いて解析する研究もなされています。 今回はこのような発展の入門的レビューをしたいと思います。













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